Pen Online ” 元祖 #バズ美女 “

20203月に 元祖バズ美女!と紹介していただきました。
タイトルは…

撮影場所は、自宅と曽祖父の始めた古美術書店 一誠堂書店です。
私のプロフィールを見た編集 佐野さんのご提案で、
久しぶりの閉店後の書店に入るのを純粋に楽しんでしまいました。

幼い頃、母と一緒に書泉で働く祖母を迎えに行っていました。

閉店の準備をして、最後に確認するのを一緒にします。

と言いつつ、私はいろんな本を開いてみたり

社員用フロアにボトルのコカ・コーラ自販機があって

それを買ってもらうことが楽しみだったり
大人の小説があって、ヒョエーって思いながら開いてみたり
ご期待に添えず申し訳ないのですが、
文学少女的な要素は少ない方です・・・
一人っ子だったこともあり、友達は図鑑くらい動物図鑑を読んだかなぁ。
動物が本当に好きで、絵を描くのが好きで、運動が得意な男の子みたいな子でした。

小学校に上がってからは、漫画をたんまり。
余談ですが、その頃の書泉の漫画の売り上げは日本一

大人になって気が付いたけれど、つまり世界一の売り上げでした。

両親の影響で美術・デザイン関係の本やカタログも、いつでも手に取れる環境でした。
中学校に入ってからファッション誌に興味を持ったのが
今の私に繋がっていくところだと思います。

今回の撮影は一誠堂書店でしたが、社員口から入る急なトリップ感

暗くなったフロアに1つ電気をつけ、ずらりと並ぶ本を眺める時間は同じ。

印刷ができるようになって、これだけの本が出来て。

古美術書店の家に生まれた祖父は

本を多くの人に売りたいという信念で、

一般書籍の販売をしようと決めた

と聞いています。

もし祖父が同世代で生きる若者だったら、どうやって生きたか聞いてみたいなとよく思います。

孫娘は勢いよくブロガー→インフルエンサーなんかになっちゃって

果たして祖父はどう思ってみているのかなぁ。

そしてそんな話を、webで紹介していただけたというグルグル感。

人生って不思議ですね。

佐野さん、フォトグラファー熊谷さんありがとうございました。
ぜひ、ご一読ください。

Pen Online  
#バズ美女
「本屋でアートに目覚めた、赤毛のクリエイター」

撮影:熊谷勇樹  文:佐野慎悟