Style Patrol ”スタイルパトロール:春のインパクトアウター” No.1701
持っているとおしゃれ上級者、と言われるスプリングコート。
かわいいパステルカラーやちょっと個性的なデザインが多く見られる反面、着られる時期は短いイメージ。。。春先にいつも欲しくなりつつ、なかなか勇気が出なかったのですが、昨年の秋のセールで、ついに春コートを購入しました。
初めてスーパーお気に入りのものを見つけてしまったのです。
とってもインパクトのある生地で、その柄も色も形も好き過ぎて、さんざん悩んだ末にレジへ行ったわけです。4月に入ってから着始めて1週間ほどで、こんなに活躍しているコートはないと思うくらい、いい買い物をしたなぁと思っています。
着てみてわかったのは、普通じゃなかなか手が出せないインパクトのあるデザインであっても、着る本人も、見る人も、「春はなぜかウェルカムな気分になる」ということ! こんな春のマジックを存分に活用して、おしゃれを楽しまない手はないと思うのは、私だけ? 笑
ということで、2017年に出ているちょっと個性的でかわいいアウター4点を、コーディネートとともにご紹介します。

質感の異なるピンクで魅せる、春色スタイル
『tiit tokyo(ティート トウキョウ)』のファッションショーでひときわ目を引いていたモコモコ素材コート(いやヒラヒラ?)。帽子とセットはもちろん、それぞれ単品でもカワイイ。オーバーサイズなので重ね着しやすいのも◎
トレンドのピンクは着心地の良い『HAKUJI(ハクジ)』で、リラックスしながら取り入れてみました。ポイントになる色なので、リップも同じピンクにすると、一気に今年らしいスタイルに。
もこもこのコート/tiit tokyo キャップ/tiit tokyo ピンクのTシャツ/HAKUJI シューズ/スタイリスト私物

シックな色をプラスして大人の春モードにシフト
菜の花のような黄色が春らしさ満点の半袖コートは『Ujoh(ウジョー)』。大人っぽくなるように、リップを落ち着いた赤にして、ブーティでシックなスタイルに。
サイドにスリットが入っているので、ボトムに鮮やかなカラーのスカートやパンツを履いてチラ見せを。全然違う印象になるので、スタイリングが楽しめて◎
黄色いコート/Ujoh 白いカットソー/Sea New York シューズ/スタイリスト私物

気張らないドレスの心地よさ
どんな服にも合わせやすくて、持ち運びもOKなガウンタイプもおすすめ。お気に入りのワンピースだけだとまだちょっと肌寒い時期に1つあると便利なのが、薄手のガウン。
『CURRENTAGE(カレンテージ)』のシルクコートはシルク100%でしなやかに纏える心地よいところが好き。特にモノトーンは、かわいい服もちょっと大人な雰囲気になるので、本当に出番の多いアイテム。
最近話題の『DISAYA(ディサヤ)』のドレスにさらりと羽織れば、熟れた雰囲気に。インパクトのあるシューズやバッグをプラスすると、シンプルすぎず旬なバランスになります。
シルクコート/CURRENTAGE ワンピース/DISAYA サンダル/スタイリスト私物

春だってかっこよくメンズライクに
ボーイッシュでストリートなミックスをしたい人には、パーカーがロングベストになっている『ATSUSHI NAKASHIMA(アツシナカシマ)』が◎ 日本のモードブランドの中でも、インパクトのあるデザインがたくさんあるブランドで、ミラノコレクションにも出ている!! ともなれば自慢の一品になるデザイン。
トップスの『TAAKK(ターク)』のスパンコールを覗かせるのも個人的にお気に入りポイントなスタイル。
フード付きロングベスト/ATSUSHI NAKASHIMA スパンコール付きTシャツ/TAAKK ボトムス、シューズ/スタイリスト私物
新しい生活、新しい仕事などなど、何かと自己紹介や自己アピールをすることも多い時期。
私がおしゃれで面白いアイテムを着る理由の中に、「人に覚えてもらいやすい」「初対面でも話のきっかけになったりする」という裏意図的なものがあったりします。
着る時期も短いように見えて、初夏頃までは雨だったり肌寒い時期も多いので、1つあると実は便利だったりするものです! ご安心を。
まだ買ってないよ〜というみなさん、ぜひお気に入りのデザインを見つけて、いつもよりファショナブルで話題をキャッチしちゃう春にすることをオススメします◎

【CONTACT】
・tiit tokyo, ATSUSHI NAKASHIMA, TAAKK
Tel:03-6662-5525(シアンクリエイティブ)
・Ujoh, HAKUJI, CURRENTAGE, Sea New York
Tel:03-3797-3673(ブランドニュース)
・DISAYA
Tel:03-6712-6180(H3Oファッションビュロー)
【STAFF CREDIT】
Direction & Styling:Junko Suzuki
Photo:Miki Takahira
Model:Akane Sasaki, Mami Mochinaga, Culumi Nakada