Style Patrol “スタイルパトロール:続・春の大人リアルモード” No.1703
ちょっとおいしいご飯を食べにお出かけ、という時にふと悩むのが服。最近どこの服買ってる? という声を、友人含め、あっちこっちでよく耳にします。きっとみんな迷う時期なのかも。
今回は、コーディネートはもちろんなんですが、このブランドのワンピースやセットアップが使える! というブランドをいくつかご紹介したいと思います。
シンプルなコーディネートに、インパクトジャケット
見た瞬間に、わ、かわいい! と思ったのがこの『TAMAKI FUJIE』のライダースジャケット。しかも普通のライダースではなく、シルバーのレザーにぽつぽつ穴が空いていて、本当にパンチングメタルのシートがそのままジャケットになってしまったかのような意外性。襟元にレザーのフリルがついていたので、トップスはシンプルなカットソーに。ボトムはチュール素材のスカートで、ジャケットのフリルと雰囲気合わせ。透け感とエッヂのバランスを大切に。
ライダースジャケット/TAMAKI FUJIE トップス/CURRENTAGE その他スタイリスト私物
大人シルエットのセットアップ
以前から気に入っていた『IHNN(イン)』が、ちょっと大人なデザインにシフト中。大きな柄物って実はあまり得意じゃないのですが、リップにダークカラーを選んで、髪もすっきりまとめれば、柄のボリュームが全身のダークトーンですっきりまとまって、落ち着いたモードな印象に。こんな時にハマる、黒いシンプルで小さなショルダーバックかクラッチが欲しいなぁ。
トップス&スカート/IHNN その他スタイリスト私物
レースや透け感のあるドレッシーなワンピース
個性的な可愛さで注目しているのは、『Katty Xiomara』というポルトガルのデザイナーズブランド。セレクトしたワンピースは、ボリュームのある5分袖と、タイトなボディで、コントラストのあるシルエットで正統派な雰囲気。ですが、全身が透けるレースだったり、襟元に刺繍のあしらいがあったりと、“単なるキレイめさん”にならないのがお気に入りポイント。足元にはボリュームのあるヒールで、さりげないインパクトをプラス。
ネイビーのワンピース/ Katty Xiomara その他スタイリスト私物
2015-16年はリセットの意味も含め、1年近くあまり服を買わずに過ごしました。2017年から再起動! たとえば、『YASUTOSHI EZUMI』のプリーツが切り返しで入ったロングデニムスカートや、『tiny dinosaur』の蛍光ピンクのセットアップ(いつのコレクションか忘れてしまった……)。日常からちょっとしたイベントまでよく登場するのは、展示会でオーダーした『Balcony and Bed』のピンクのワンピース。
思い返してみると、私、ブランドのジャンルにはあまりこだわっていないことに気づきます。出会いはいつでも不意打ちなのです。
ノーチェックだったけど、あれ? というブランドはよくあります。なので、「自分が似合うブランドリスト」にプラスして「こんな服着たい」のイメージ帳を、頭のどこかに作っておきましょう。
【CONTACT】
・TAMAKI FUJIE
Tel:03-6712-6180(H3Oファッションビュロー)
・IHNN, CURRENTAGE
Tel:03-3797-3673(ブランドニュース)
・Katty Xiomara
Tel:03-6662-5525(シアンクリエイティブ)
【STAFF CREDIT】
Direction & Styling:Junko Suzuki
Photo:Miki Takahira
Model:Junko Suzuki, Mami Mochinaga